長崎ぶらぶら・・・観光客が行かない長崎

長崎市内にあるお寺や神社さらには公園と市場・・・メインは「長崎四国八十八ヶ所霊場」の紹介です

長崎四国八十八ヶ所霊場

第88番・東雲山 浄安寺

長崎市寺町5-14

寺町通りを伊良林方面から行くと三宝寺と興福寺の間にあります

浄安寺01
先ず眼に入るのが入口の山門の上にある鐘楼・・・他ではあまり見かけませんね

浄安寺02
中に入るとすぐにある本堂・・・寛永元年(1624)唐津の僧・誓誉が草庵を結んで開蒼庵としていたが、後に一寺を建て浄安寺の寺号を得たそうです(「ナガジン」より)

浄安寺02-2
手前にある柱に施された白い龍の彫刻も独特ですね


浄安寺03
本堂の脇にある石段を上がると

浄安寺03-2
お堂がありますが

浄安寺03-3
ここが長崎四国八十八ヵ所霊場第88番札所になっています

浄安寺03-4

浄安寺03-5
敷地内には古い石仏が点在しています

浄安寺04
先ほどの山門を寺側から見ると鐘が良く見えますね

第82番・瑞光山 永昌寺

長崎市玉園町4-60

長崎歴史文化博物館からお寺が並ぶ筑後通りに入ると一番手前にあるお寺です

永昌寺01
正保3年(1646年)に晧台寺晧伝法一祖一庭融頓が法嗣の洲山泉益と共に、平戸道喜の妻より寄進された場所に長崎奉行の許可を得て創建したそうです

永昌寺02
これが曹洞宗の寺院で長崎四国八十八ヶ所霊場第82番札所「瑞光山 永昌寺」です

永昌寺03
このちょっと変わった扁額・・・新しそうですけど「斎観」って何でしょう?

永昌寺04
歴史あるお寺なので敷地内には墓所も多数ありますし

永昌寺04-2
石仏もいろいろ鎮座しています

永昌寺04-4
この「弘法大師霊場」という碑もあちこちで眼にしますね

第73番・天長山 太平寺

長崎市浪の平町3-22

2年前くらいに一度訪れたのですが記事にする前に画像が消えてしまったので改めて行ってきました

浪平01
市内から戸町方面に行く国道499号線の戸町バイパスに入る手前に見えます

浪平01-2

浪平01-3
国道沿いにある石段を上がると

浪平01-4

浪平01-5
これが長崎四国八十八ヶ所霊場の第73番札所である「天長山 太平寺」です
晧臺寺のHPによると「江戸時代に水害や火災で窮乏し、維持が困難になった玖崎寺を譲り受けた浄泉院四代の盧山浙江が、 寛永3年(1750)、晧臺寺末寺として改ざん、山寺号を天長山太平寺と改称しました」とあります

浪平01-6
たまたま中を見ることができました

浪平01-7
小さなお寺ですが梵鐘もあります

浪平01-8
階段脇に佇む古い石仏

第41番・伊良林観音堂

長崎市伊良林1丁目4-11

「飴屋の幽霊」で知られた光源寺から「竹ン芸」の若宮神社の参道に行く途中にあります。

伊良林地蔵堂01
道を歩いていると普通に建っていますし建物も最近立て直されたみたいできれいなのでそれと気づかないかもしれませんね、何せ多くのお堂は古くなっているのが多く周りの建物から浮いている場合が多いですから。

伊良林地蔵堂02
表もアルミサッシになっています・・・お賽銭は郵便受けから入れると下の容器に入るようになっています。

伊良林地蔵堂03
開放しているのは日曜日の昼間だけということなので、鍵は掛かっていますが表はガラスなので中の様子は覗けます。管理をしているのが伊良林1丁目自治会なのできれいですね。

伊良林地蔵堂04
隣にある巨石は灣月石(三日月石)と呼ばれ、ほど近くにある「長崎西国三十三ヶ所霊場第21番札所」にある石とともに空から落ちてきた時に割れたものだそうです・・・その前にある碑には「弘法大師霊場第6番札所」とありますがこれは大正時代に選定されたそうです。

第65番・日向平観音堂

長崎市木場町796-1

長崎バスの木場バス停の手前から右に入り山道をほぼ道なりに進むと日向地区にはいりますがその道の脇にあります

日向平観音堂01
観音堂の前は狭い道なので車は駐車しにくいですね

日向平観音堂01-2
ここが長崎四国八十八ヶ所霊場の第65番札所である「日向平観音堂」です

日向平観音堂02
建物は改装されたのでしょうがきれいに保たれています

日向平観音堂02-2

日向平観音堂03
中もきれいになっていますから地元の人に親しまれているのでしょうね

日向平観音堂04

第77番・中川町地蔵堂

長崎市中川2丁目4-7

以前は鳴滝高校に上る道の途中古橋からの道と交差するところの右手にありました

中川町地蔵堂
これがかつての長崎四国八十八ヶ所霊場77番札所「中川町地蔵堂」です

中川地蔵堂-八十八ヵ所
この写真を撮った当時は「長崎四国八十八ヶ所霊場」にさほど興味も無くお堂と巡拝案内の看板だけだったので、改めて撮りに行ったら・・・

旧中川地蔵堂01
何とお堂が工事中!

旧中川地蔵堂02-2
聞けば「道路拡張工事」のためにお堂は移転するとのこと! どこに移るのか工事をしている人に聞くと・・・小道を挟んだ右側のフェンスに囲まれた場所に移るそうです^^;

旧中川地蔵堂02
これが移転先・・・台座だけが早々と設置されています

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新・中川町地蔵堂
2011年9月に行くと新しいお堂が完成していました

新・中川町地蔵堂01
真新しい建物に「長崎四国八十八ヶ所霊場」の看板だけは前のままです

新・中川町地蔵堂01-2
入口も開いていて参拝しやすい雰囲気です

新・中川町地蔵堂02

新・中川町地蔵堂02-2
内部も真新しい中でご本尊も輝いているような感じがします

訪れた時は「管理者未定」だったのですが現在はどうなんでしょうか

第28番・木場町 倉谷地蔵堂

長崎市木場町1312

ここは探すのに苦労しました・・・やはり中心地を外れると住所だけではなかなか検索できないのです

倉谷地蔵堂01
木場のバス停から「日向平観音堂」ある日向地区方面に向かい途中からちょっと右に入ると途中にあります・・・カーナビだと目標は「松尾コーヒー」でしょうか地図はこちら

倉谷地蔵堂01-2
外観はかなり痛んでいますね

倉谷地蔵堂01-3
ここが長崎四国八十八ヶ所霊場第28番札所の「倉谷地蔵堂」です

倉谷地蔵堂02-2

倉谷地蔵堂02-3
敷地内にはいろいろと碑もあるのですがかなり風化しています

倉谷地蔵堂03

倉谷地蔵堂03-2
外観に比べると内部はまだ手が入っているみたいで整えられています

倉谷地蔵堂03-3
ご本尊はもちろんお地蔵様です

番外・一ノ瀬無縁塔

長崎市本河内2丁目1番(本河内郷有墓地内)

ずっと以前は「長崎四国八十八ヶ所霊場」の一覧の中に「番外」として大光寺・山口大師堂・田川宅などいくつかあったのですが私が廻った2年前にはこの「一ノ瀬無縁塔」しか無かったですね・・・現在はどうなんでしょ?

本河内06
国道34号線沿いの細い道を「聖母の騎士」方面に歩いていくとガードレールにいつもの案内板が見えます

一ノ瀬無縁塔01
そこの石段を上がり突き当りまで行くとやっと「一ノ瀬無縁塔」がありましたが、これはその中でもひと際大きい俗称「お亀の塔」と呼ばれているそうです

一ノ瀬無縁塔01-2
ここは長崎市の有形文化財に指定されているんですね・・・案内板によると「寛文2年(1662)に長崎で痘瘡(天然痘)が流行し2千人以上の犠牲者を出し特に幼児の死者が多かったので供養のためにこの塔を建立した」そうです
さらに続けて「なお、四面の上部にはめてあった銅像の内の地蔵菩薩像が昭和29年(1954)に盗難にあったので残る三面の釈迦如来・阿弥陀如来・観音菩薩の銅像は取りはずして長崎歴史文化博物館に保管されている」とありますが塔にある仏像は何だろうと思ったら・・・長崎市のHPに続きがあり「現在は代替像を安置している」そうです(^^)

一ノ瀬無縁塔02

一ノ瀬無縁塔02-2
敷地内には他にもいろんな碑が建っていますがかなり風化が進んでいます

2年前に途中まで書きかけて間違えてアップしていたのをやっと書き改めました
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