長崎ぶらぶら・・・観光客が行かない長崎

長崎市内にあるお寺や神社さらには公園と市場・・・メインは「長崎四国八十八ヶ所霊場」の紹介です

長崎四国八十八ヶ所霊場

第42番・・上町大師堂

久しぶりの「長崎四国八十八ヶ所霊場」の記事です(^^;
3年前に全部回り終えたのですがまだ5ヶ所ほど記事にはしていないのですが今回はそれを書くのではなく霊場の一つが変わったのです
以前も第31番霊場が「飽ノ浦大師堂」から「松森神社」に変更になったことがありましたね

上町01
実は上町に完成した「上町コッコデショ」の格納庫を見に行ったのですが

上町01-2
何とその手前にある「上町大師堂」がいつの間にか「長崎四国八十八ヶ所霊場」の第42番札所になっていました(゜o゜)

上町01-3
お堂の前には案内板も取りつけられれていますが以前の42番は「平和町大師堂」という個人のお宅が管理していたお堂でした

平和大師堂01-2
こちらが当時の案内板ですが前後の札所も変わっているのでいろんな場所のを作り変えたのでしょうね

上町02
看板も真新しいですね(^^)

上町05
そういえば今年の節分の時に延命寺の境内での鬼火焚きで以前の42番札所の看板が燃やされているのを目撃した時は疑問に思いましたが納得です

上町02-1
現在お堂に祀られている弘法大師像ですが

平和町大師堂
当然以前の「平和町大師堂」とは違っています

ひょっとすると他にも個人宅で祀られているお堂がありますから変わっている可能性はありますね

第45番・豊前坊上不動堂

長崎市本河内2丁目豊前坊神社

あまり長い間「下書き」にしたままだと内容を忘れてしまうので「正しい休日の過ごし方」の記事にちょっと手を加えてアップしときます

豊前坊上不動堂は飯盛神社の境内にあるのですが参拝するのに二つのルートがあります。
本河内二丁目あたりにある飯盛神社の一の鳥居から登るのが正規のルートなんでしょうが近くに駐車場が全くないんですよね、ですから今回は裏手に当たる田手原町から行くことにしました。

豊前坊上01
ここが飯盛神社の駐車場からの参道ですから楽に参拝することが出来ます・・・でも続けて「豊前坊下虚空堂」に参拝するのには階段をかなり下らなければいけないのですが、最初に下って帰りに上がるというのは結構きつく感じるので苦手なんです

豊前坊上01-2
駐車場から入るとすぐに飯盛神社の参道になります

福田くんち05

豊前坊上02
少し歩くと鳥居があり

豊前坊上03
あっけないほど簡単に飯盛神社の拝殿に到着しました

豊前坊上03-1
飯盛神社と書いてあったり「豊前坊神社」と書いてあったりして判りにくいですね^^;

豊前坊上03-3
由来を読むと何故豊前坊と飯盛山という二つの呼び方があるのか説明されています

豊前坊上05-2
拝殿の横に素朴な作りの鳥居があり

豊前坊上05
傍らには「荒田不動・波切不動」を祀るために建てられたお堂の碑がありますが

豊前坊上05-3

豊前坊上05-4
このお堂が長崎四国八十八ヶ所霊場の第45番札所である「豊前坊上不動堂」です

豊前坊上04-3
敷地内にはいろんな記念の碑があります

さて長崎四国八十八ヶ所霊場もこの記事で85ヶ所は記事にしましたが番外がひとつ入っているので残るのはあと4ヶ所になりました

第16番・長崎山 清水寺

長崎市鍛冶屋町8-43

ビール電車に乗ったら参加されていた方から「最近更新していませんね」と指摘されました^^;

「清水寺」というとほとんどの人が京都の「清水の舞台から飛び降りる」清水寺を思い浮かべるでしょうが、長崎市民にとってはここ「清水さん」を指します

清水寺2013・01
石門をはじめ石だらけの外観です

清水寺2013・01-2
ここは大師堂・・・宝暦10年(1760)に建立された大師堂は、木造瓦葺・単層入母屋造・三十三坪の畳敷きの建物だとか

清水寺2013・01-3
そしてこれが5年をかけて大改装された後に国の重要文化財に指定された本堂です
お寺のHPによると
「建物全体を解体し行われた修理では、調査検証も実施され長崎清水寺の本堂が非常に特徴のある建物であることが確認されました。中でも、周囲を開放する本堂の形や、仏堂を彩る絵様のモダンなデザインなど、伝統的な日本様式に最先端の中国様式の多くが織り交ぜられていることは他の仏堂には見られないもの
」だそうです

清水寺05-2
この鐘楼にある梵鐘は長崎最古だそうで長崎市指定文化財になっています

清水寺2013・04
石段を下ったところにあるのは

清水寺2013・04-2
有名な「奇縁氷人石」・・・江戸時代には迷子探しや男女の縁結びに役立てたとされています

清水寺2013・04-3
その奥にある「聖天堂」ですがご本尊は夫婦和合の神として名高い「歓喜天」だそうです・・・残念ながら秘仏なので一般に公開はされていません

清水寺2013・04-5
でも奉納されている大根は何でしょう?

清水寺2013・04-6
これはその聖天宮の片隅に鎮座している「びんつる(賓頭盧)さん」です

清水寺04
建物の一番下にいつもの案内板はあるのですが「八十八ヵ所霊場」の看板が無いなと思っていると

清水寺2013・03-4
何とお札などを販売しているところの奥に置かれていました・・・あらためてここが「長崎四国八十八ヵ所霊場第16番札所」の「長崎山 清水寺」です

清水寺2013・03-3
そのすぐ近くにあった「百八観音霊場」とは今まであまり聞いたことがありませんね

清水寺2013・03-2
何でも今年の4月に従来あった「中国観音霊場、四国三十三観音霊場、九州西国霊場」の3霊場が手を結び「日本で最初の百八観音霊場」になったそうですね

清水寺の記事は次にも続きます^^;

第31番・松森神社

長崎市上西山町4-3

諏訪神社の参道途中から右側に松森神社に行く参道があります

松森神社 拝殿
この松森神社には毎年1~2回は訪れていますし「正しい休日の過ごし方」でも何度も記事にしていますが

松森神社02-3
敷地内にある「老松殿」という建物が

松森神社02-1

松森神社01-2
長崎四国八十八ヶ所第31番霊場になっています

ずっと以前は飽の浦大師堂という所が31番霊場だったのですが管理をしている方が高齢のために返上されたのでここが霊場になったのです

松森神社02-2
でもこの「老松殿」というのは元々何のための建物なんでしょうね、ずっと以前に松森神社を訪れた時には東洋ランの展示会みたいのをやっていたような記憶があります・・・ネットで調べたら「椿展」みたいですね^^;

松森神社03-1

松森神社03-2
奥には鳥居があり庭には祠などが点在しています

第78番・東明山 興福寺

長崎市寺町4-32

鍛冶屋町から寺町に歩いていくと延命寺の先で一方通行の出口になり車は入れませんが、その道の最初のお寺です

興福寺01
無論「東明山 興福寺」自体は観光客も行く有名なお寺ですし「正しい休日の過ごし方」でも紹介したことがありますが今回は入口の門の前にあるお堂です

興福寺02
これがそのお堂ですが、実はこれが長崎四国八十八ヵ所第78番霊場になっているのです

興福寺02-2
中には当然弘法大師が祀られています

興福寺02-3
弘法大師像の隣には不動明王みたいな像も祀られていました

興福寺03
お堂の隣にはお地蔵様などいろんな仏像が並んでいますがいずれもかなりの年月を感じさせますね

第2番・正覚山中道院 大音寺

長崎市鍛冶屋町5-87

寺町から行くと鍛冶屋町のスクランブル交差点の手前にある路地を入ったところにあります

大音寺01
これが晧台寺、本蓮寺(筑後町)とともに長崎三大寺といわれる浄土宗の寺院「正覚山中道院大音寺」ですが多くの歴史的遺物は火災のために焼失したそうです

大音寺01-2

大音寺01-4
長崎四国八十八ヶ所第2番霊場となっています

大音寺01-3
慶長19年(1614年)伝誉が開創したお寺で寛永年間にこの場所に移設したそうですが以前あった場所は中央公園近くの「大音寺坂」あたりだったのでしょうね

大音寺03
階段の途中にある山門には

大音寺03-2

大音寺03-3
左右に仁王様・・・じゃないみたいです

大音寺03-8

大音寺03-7
裏側にもそれぞれ1体づつありますからこれは四天王なんですね

大音寺02
敷地内は多くを火事で失ったみたいですが石門は残っています

大音寺02-2
この石門の奥には

大音寺02-3
何と大きな亀が・・・

大音寺02-4
でも上に石塔を載せているということは竜王の子供である「贔屓(ひいき)」でしょうね→ウィキペディアによるとこれは「亀趺(きふ)」になるのかな?
ちなみに竜の子供は「竜王九子」といって9匹いるのですがその中でよく目にするのは「蒲牢(ほろう)」といって梵鐘を吊るす部分の竜頭になっています
なおこの「贔屓」の上に載っている「碑文」を全文を読解すると亀が動き出すという伝説があるそうです

大音寺05
本堂はやけに新しいですね

大音寺04-2
この石段を上がると歴代の住職の墓や市指定天然記念物の「イチョウの木」などがあるそうです

大音寺04-3

大音寺06
ここはフェデラー号事件で責任を取って切腹した「松平図書頭」の墓地ですが彼を祀った祖霊社というのが諏訪神社にあります

大音寺05-2
この建物にもちょっと興味が湧きますね

第51番・山の神堂

長崎市本河内2丁目16-41

本河内低部水源地へ行く道へ分岐する「妙相寺道」交差点にある横断歩道の脇にある道を上がります

山の神堂01-2
石段になっていますが数軒分上がった左側の個人のお宅の庭先にお堂が見えます

山の神堂01
ここが長崎四国八十八ヵ所第51番霊場の「山の神堂」です

山の神堂02-2
庭にはいくつかの小さな祠がありますが一番奥にあるお堂の前に看板が掛かっています

山の神堂03
個人で祀っているのでしょうがきれいに管理されていますね

山の神堂01-3
改修も個人で行っているのでしょうねホント感服します

第49番・海雲山 皓台寺

長崎市寺町1-1

以前書いた記事から写真は消えるし「続きを見る」まで表示されるようになったので書き直すために再度行ってきました

鍛冶屋町から寺町に入ると最初にあるお寺です

皓台寺0
ここが「晧台寺(正式名称は海雲山普昭晧台禅寺)」ですちょうど「紫陽花まつり」の時期だったので境内にはアジサイが飾られていました

皓台寺01
県指定有形文化財である「山門(総門)」から入ると

皓台寺01-2
正面にあるのが本堂みたいに見えますがあれは「大仏殿」で本堂はここから左に行った場所にあります

皓台寺03
本堂の前の山門(仁王門)も長崎県内に現存する社寺の門としては最古とされ県指定有形文化財になっています

皓台寺03-2

皓台寺03-3
左右には仁王様が配置してありますがこんなに表に顔を出しているのは珍しいですね(^^)

皓台寺03-4
これが「海雲山 皓台寺」の本堂です・・・ちなみに左手には「皓台寺幼稚園」があるので本堂前は園児の遊び場になっています

皓台寺03-5
この鐘楼にある梵鐘は長崎市の「市指定有形文化財」になっています・・・・歴史があるだけあって晧台寺には文化財がたくさんあり裏山にも指定されている墓地がいくつもあります


皓台寺04
ここが大仏殿ですが2~3年前にも改修工事が行なわれていましたね

皓台寺04-2
その大仏殿の中には当然のことですが「大仏(昆慮舎那仏)」が鎮座しています・・・高さ3.4mで(多分)長崎唯一の大仏です

皓台寺05
隣の坂は「幣振り坂」ですね

皓台寺06
敷地内にあるお堂ですが

皓台寺06-2
ちょっと変わった仏像(?)が飾られています・・・観音様でしょうか赤ちゃんに母乳を与えています

皓台寺02

皓台寺02-2
その裏手にも古き仏像が安置されています

海雲山皓台寺03
ここも長崎四国八十八ヵ所霊場の49番札所です・・・さっきのお堂がかなり気になりますね^^;

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