長崎市本河内1丁目1040

本河内の国道34号線沿いの旧長崎街道を行くと右手に本河内郷の墓地がありますがその手前にあるのが市指定有形文化財の「青銅塔(からかねとう)」です
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長崎市のHPによると「この塔は宝篋印塔の形式の供養塔である。享保6年(1721)閏7月夜半大雷雨、大洪水があり、溺死者・流失家屋・破損家屋・流失した橋等多数にのぼる大災害があった。この時当地に滞在していた下野国(現在の栃木県鹿沼村の一部)安蘇郡粕尾村出身の木食僧観心が発願主となり、今紺屋町(現在の長崎市魚の町・麹屋町・諏訪町の一部)・中紺屋町(現在の長崎市魚の町・麹屋町・諏訪町の一部)の町民が援助して財を募り、8月6日この塔1基を建て死者の冥福を祈った。」そうです

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雑草に覆われた仏像群・・・

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青銅塔の隣には享保6年の大水害から数えて、100年目の文政5年に大水害百回忌供養を記念し今紺屋町の住民が建てた延命地蔵があります。

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首から上がないお地蔵様・・・