矢上くんちに参加している東東長崎の地区は八つあるのですがその中で毎年地元でもくんちを行なっているのは田中町・中尾地区の「中尾くんち」のみで毎年9月15日に行なわれます
矢上くんちに参加する年は参加者の応援を募り総勢200人を越える大人数で「中尾獅子浮立と唐子踊」を演じるのですがそれ以外のときは地元の人のみで行なうそうです・・・矢上くんちでの奉納は以前見ましたから「中尾くんち」での様子を見に行ってきました

当日は朝から大山神社での奉納を皮切りに地区内にある神社7ヶ所ほどを回るという話でしたが途中の山神社で「中尾獅子浮立と唐子踊」を見ることが出来るそうです(途中の様子は「正しい休日の過ごし方」の記事をどうぞ)

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ここが「山神社」です

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みんな揃って参拝した後に

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薄縁(うすべり)を敷き牡丹をあしらった大太鼓を設置しますがここは道路端なのでこの後も車が何台も通りました

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まずは締め太鼓と笛の演奏ですがこれは聞きほれました(^^)

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続いては小さな子供たちによるコミカルな唐子踊が演じられます

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子供たちが退場すると獅子が登場しますがこれは子供が演じる「仔獅子」です

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でも太鼓に合わせてなかなか上手に演じていました

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続いて鉦の演奏が入り月の輪が始まりましたが演じるのは小学生でした

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唐子踊とは太鼓や笛の人たちも入れ替わります

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大太鼓の演者は大きい子に代わり月の輪の子供たちはアクロバティックな所作を演じていました

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続いて玉使いと親獅子が登場

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玉使いの子供たちも頑張っています(^^)

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最終的には2匹の親獅子と仔獅子が揃っての演技を見せてくれました

矢上くんちに奉納するときと違って「ささら」「笠踊」など浮立は少ないですし獅子の数も少ないのですがやはり地元に密着した民俗芸能といった感じで見飽きませんでしたね