長崎ぶらぶら・・・観光客が行かない長崎

長崎市内にあるお寺や神社さらには公園と市場・・・メインは「長崎四国八十八ヶ所霊場」の紹介です

2011年07月

第56番・天寿庵

長崎市夫婦川町12-38

前の記事で書いた「夫婦川観音堂」の上の小道を片淵2丁目方向に2~300mほど行ったところにあります

夫婦川町04-1
詳しい場所も住所も知らずに「夫婦川観音堂」の案内板に書いてあった「徒歩3分」だけを頼りに近くを探したので10分くらい掛かりました、だからこの案内板を見つけたときは嬉しかったですね^^;

夫婦川町04-2
ところが案内板から肝心のお堂までの道がわからないのです・・・人に尋ねてやっとついたここが崇福寺の末庵でもある第56番札所の「天寿庵」です

夫婦川町04-3
ここの古い地名は「長崎村夫婦川郷字天寿庵」つまり字の名前になるくらい歴史ある建物なんです・・・山口広助さんのサイトによると「その昔、長崎甚左衛門の庵があったところといわれ、現在は中川氏所有のお堂としてお祀りされています。また、この中川氏は中川という地名の由来ともなった家系で、長崎甚左衛門の流れを持っているともいわれています。」とのことです。

夫婦川町04-4
いわれがありそうな井戸脇の祠です

第29番・夫婦川観音堂(独鈷水・トッポ水)

長崎市夫婦川町4-47

車で行くのは狭い一方通行の道なので旧・済生会病院跡地の100円パーキングにでも停めてすぐ前の露地を入りちょっと広い道を左折すると60mくらい行ったところに「トッポ水(独鈷水)」があります

夫婦川町02
これが地元の人は知らない人はいないくらい有名なのに何故か地図には載っていない「トッポ水」です・・・私も15年位前までは知りませんでしたし訪れたのは初めてです。

夫婦川町02-2
以前は飲み水としても使われていたそうですが1986年にこの水が原因と思われる集団赤痢事件が起きたので以後飲用禁止になったそうです。

夫婦川町02-3
私の頭の影で見づらくなっていますが「この地に湧き出している泉は涸れない名水として「トッポ水」と呼ばれている。トッポ」とは、もともと仏教法具「獨鈷(どっこ)」に由来するともいわれ、弘法大師がこの地を訪れた際に、この獨鈷で地面を掘ったところ、水が湧き出したという。(中略)このトッポ水を雌川、春徳寺下の斎道寺泉を雄川と呼んでいたことから、2つの泉は夫婦川といわれ、「夫婦川町」の町名の由来にもなっている」そうです

夫婦川町03
その「トッポ水」の上に建っているのが第29番札所の「夫婦川観音堂」で創建は1679年という歴史ある観音堂です。

夫婦川町03-2
観音堂の言い伝えでは「トッポ水」は昔夫婦川郷一帯が水不足で困っていたとき、観世音菩薩に祈願したところ清水が湧き出したといわれているそうです^^;

夫婦川町03-3
ご本尊は当然「観世音菩薩」ですね

第50番・樋口大師堂

長崎市本河内1丁目13-10

前の記事で書いた「馬頭観音堂」から数十メートルくらい離れた場所にあります。

樋口太子堂03
ここも個人で祀られているみたいです

樋口太子堂02
お堂の中の様子は覗けませんが庭に仏像が鎮座しています。

樋口太子堂01
ホント本河内付近には個人のお宅で祀っているというのが多いですね。

第70番・本河内町馬頭観音堂

長崎市本河内1丁目13-5

蛍茶屋電停の手前から左に入りしばらく行くと長崎街道の始まりでもある「一ノ瀬橋」から松嶋神社に向かう途中にあります・・・国道34号線の下に位置しますね

馬頭観音01
個人のお宅に隣接している小さなお堂ですから見逃しそうになります

馬頭観音02
ここが二日目「修行」のゴールだそうです(^^)

馬頭観音03
ご本尊の馬頭観音


第64番・八幡町阿弥陀堂

長崎市八幡町9-11

中島川沿いの道を八幡町から伊良林中学校方面に向かう途中の阿弥陀橋のほとりに立っています。

八幡町阿弥陀堂02
阿弥陀堂は橋の名前にもなったくらいですから300年ほど前に建てられたそうですが現在の建物は近年再建されたそうです。

八幡町阿弥陀堂03
だから入り口はアルミサッシで出来ています(^^) 透明ガラスなので万が一鍵が掛かっていても参拝しやすいですね

八幡町阿弥陀堂01

八幡町阿弥陀堂04
ご本尊は当然のごとく阿弥陀如来です

かっぱ地蔵01
お堂の隣の小さな公園には「かっぱ地蔵」なるものが祀られています

第22番・大龍山 泰三寺

長崎市曙町30-3

稲佐山への登山道の入り口である交差点からバスも通る道路を車を走らせるとちょうど悟真寺の稲山国際墓地の上あたりになります。

泰三寺06
ここは寺町の「海雲山 皓台寺」の末寺になり皓台寺のHPによると「大正9年(1920)、晧臺寺副寺の新発田漢三は、 晧臺寺二十七世霖玉仙の援助を受けて晧臺寺稲佐説教所を開創しました。
昭和6年(1931)、現在の地に移転、 昭和15年(1940)、曹洞宗稲佐教会として認可されたのち、昭和20年(1945)、 寺号を大龍山泰三寺と公称し、法地寺院に昇格しました
」のだそうです。

泰三寺05
山門は元々田上の徳三寺というお寺にあったものを移したそうです

泰三寺04
たしか4~5年前に改装されたのですよね、さすがにかなりきれいな本堂です

泰三寺03
境内にある地蔵菩薩

泰三寺02

泰三寺01
実は「長崎四国八十八ヶ所霊場」と意識してお寺を訪れたのはここが最初なんです・・・桶屋町大師堂のときはまだまだ興味がありませんでしたから^^;

長崎西国三十三ヶ所・第4番霊場

長崎市戸町2丁目177-2

先日書いた「長崎西国5番霊場」の横の坂を下っていくと民家の中に何気に立っています

長崎西国4番霊場01
5番霊場は出雲2丁目ですがちょっと離れたここは戸町2丁目になります

長崎西国4番霊場02
ブロックとサッシで作られたお堂はオレンジ色で目立ちます^^;

長崎西国4番霊場03
ご本尊は千手観音・・・こちらは入口に鍵が掛かっていないので参拝できるからいいですね、やはり近所の人以外はほとんど訪れないのでしょうか。

長崎西国4番霊場02-2
お堂の前に立つ石碑には「本堂用地5坪寄進」の文字が見えます。

第55番・出来大工町不動堂

長崎市出来大工町15

中島川沿いの桃渓橋から少し下った所にあるのでわかりやすいですね

出来大工町不動01
何でも「真言宗宝林山青光寺跡」だそうです

出来大工町不動02
歴史あるお堂らしく周囲にはいろんな碑が建っています

出来大工町不動03
こちらがご本尊の「大通智勝如来」かな?

出来大工町不動05
ここにも「弘法大師霊場」の碑があります

出来大工町不動06
この幕を奉納した「大井手町 田川」という方が番外の「田川氏宅」の田川さんなんでしょうか^^;

出来大工町不動04
本来の巡拝コースではここが三日目の終了地点みたいですね
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